製造部のIT化

当社は製造部でIT化に取り組み始めています。

今年の正月にChatGPTで2025年の製造業の中小企業の景気予想をしてもらった結果、以下の通りになり

予想の最後には『成長要因と課題が交錯するため、持続的な成長は企業努力に左右される』とまとめられていました。

 

景気予想:「回復の兆しはあるが一部リスクが存在します」
根拠一覧:
1. 世界経済の不確実性 (高インフレ、景気後退リスク)
2. 政府支援策拡充 (中小企業向け補助金や政策融資)
3. DX 推進 (AI、IT などの導入による生産性向上)
4. 人手不足の深刻化 (少子高齢化により労働力確保が課題)
5. 資材コスト高騰 (原材料価格高騰による収益圧迫)

 

弊社でもIT化を進めるうえで、これまで大きな課題が2点ありました。

1点目は工具管理です。特殊な工具については購入した本人は把握していますが、他の社員まで共有されていない場合もあり、工具の有無の確認に時間が取られたり、場合によっては同じ工具を再び購入してしまうこともありました。

2点目は加工段取書の管理です。弊社は単品小ロット品の加工が中心のため取り扱い製品数がとても多いです。これまでは社員一人一人が加工段取書ノートを保有しており、必要に応じて社員同士でノートをコピーし共有していましたが、仕様変更などによって段取りやプログラムを変更した場合に古い段取書ノートで加工しようとして不具合が生じることが多々ありました。そこで半年ほど前から製造部全社員がiPadを保有し、工具と加工段取書を共有データとして保存しiPadで管理する取り組みをはじめました。まだまだ試行錯誤しながらの段階ではありますが、若手社員が中心となりアイデアを出し合って仕組みづくりをしています。

ChatGPTの予想でもありましたが、IT化を進めて生産性を向上し、持続的な成長に繋げていきたいと考えています。