1年ほど前に導入したワイヤーカット(ワイヤ放電加工機)ですが、使いこなすために日々思考錯誤しています。
はじめは1個ずつ加工していましたが、
多数同時加工できるように段取りやプログラムを検討しました。
ワイヤーカットで鋳物の加工を行う時の問題点としてサビがありました。
サビが発生した製品
加工後にサビ取りを行っていましたがとても手間がかかりました。
そこでサビの発生を防止するスプレーを加工前に塗布することにより
問題を解決しました。
当社のワイヤーカットは軸移動量が600×400×425(通常310)と通常のものより高さが高い製品が加工出来ます。
ただ、高い製品はワイヤーが長くなり寸法精度を出すことにとても苦労しました。
加工条件を変え、色々チャレンジしていく中で寸法精度とスピードを両立出来る条件を
見つけることが出来てきました。